2010年12月11日、「腐男子なう2」を開催します

2010年12月11日、池袋CAFE801さんにて、腐男子トークショー「腐男子なう2@CAFE801」を開催します。 ●吉本たいまつ●「ショタコンのゆりかご」「ショタやおい雑記」「腐男子腐兄事象年表」など、ネットで活躍されているぶどううり・くすこさん●ニコニコ生放送…

冬コミ新刊は『おとこの娘を考える。』オフセ版です

●冬コミ(コミケ77)新刊は『おとこの娘を考える』です。 現在流行中の、おとこの娘=「女装少年」について考察した本です。・2009年現在、女装少年がどのような勢いを持ち、どのように広まっているのか ・女装少年の簡単な歴史 ・女装少年が描き出す男性の…

『腐男子にきく。』初版回収の要項を掲載しました

2008年12月に発行された『腐男子にきく。』初版の回収ですが、ようやく交渉がまとまりましたので、回収の要項を掲載しました。詳しくはhttp://www.picnic.to/~taimatsu/ をご覧ください。 回収・返金だけでなく、改訂版への交換も承ります。 なお、回収・交…

文学フリマ事務局からの返答

10日の文学フリマで起こったことについて、文学フリマ事務局に、抗議と質問のメールを送っていました。ルール違反があったこと、それについて開催時間中に事務局の対応がなかったこと、今後どのような体制をとっていくのかを問いただすメールでした。 それに…

第8回文学フリマで嫌な目に遭う

5月10日は、第8回文学フリマに参加してきました。第7回は落選してしまったので、楽しみなイベントでした。活字好きの人たちが集まるイベントなので、新たな販路が拡大できる期待もありましたし。 実際の売り上げはおおむね予想通りで、期待通りこれまでのお…

私の著書『おたくの起源』が発売されます

私の書いた本が発売になるので、宣伝させていただきますね。『おたくの起源』という本です。おたくの起源 (NTT出版ライブラリーレゾナント051)作者: 吉本たいまつ出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2009/02/09メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 5…

国会図書館経由で本が売れる

「国会図書館で『灰羽連盟を見る』を読みました。手元に置いておきたいので一冊売ってください」というメールが来ました。 以前国会図書館に見学に行ったとき、「灰羽連盟を見る」と「ファンタジックチルドレンを見る」を寄贈したのですが、それがこういう形…

「チーム男子」トークイベント

「チーム男子」トークイベントを見るために立川まで行ってきましたよ。登壇者は金田淳子、能町みね子、福田理香、少し遅れてカトリーヌあやこ。ちょっと長丁場でしたが、盛り上がった会でしたね。グッときたポイントを挙げると…・チームリーダーのチャームが…

記号学会・その後

案の定室井さんのブログからトラックバックが拒否され、「別なおもちゃで遊んでなさい」とか書かれちゃいましたね。 室井さんが狙っていたことは、BLという作品ジャンルの内容を語るのではなく、それが表象するものが現実においてどんな意味と可能性を持って…

日本記号学会大会「遍在するフィクショナリティ」

この5月10、11日と、京大で日本記号学会の大会「遍在するフィクショナリティ」が開かれました。BLを扱ったシンポジウム「すべての女子は《腐》をめざす─BLとフィクショナリティーの現在」が開かれるというので、日程が合えば行ってみたいと思っていたのです…

ワールドコン四日目

ワールドコン四日目です。さすがに体力が続かなくなってきました。朝起きたらちょっとのどが痛く、だるいのですね。まあ毎日ガッツリ8時間話を聞いているのですから。 最初のセッションは「日本SFファンダム史」。これは今の私の関心に直撃したセッションで…

ワールドコン三日目

ワールドコン三日目です。 まずは「SFの中のゴシック・カルチャー」。高原英理の、「ゴスとは悲惨と栄光のはっきりしたコントラストであり、日本にもその要素はあった」「高貴と穢れを往復する『をぐり』はきわめてゴス的である」「高貴と穢れを往復するアナ…

ワールドコン二日目

SF大会・ワールドコン二日目です。まずは予定を変更して「SF作家クラブ40年史」へ。目的はただ一つ、会員以外には売らないという「40周年記念誌」です。シンポジウムとはいいながら実際は小松左京の独演会の趣でしたね。ただ小松左京はもう自力で歩くことが…

ワールドコン初日

SF大会初日に行ってきました。ワールドコンでもあるので、外国人が多い多い。みんなおんなじような体格なのには興味を引かれましたね。木みたいなステーキを毎日食ってるんでしょうね。 まず「ヤングキングのマンガ家さんと遊ぼう」に参加。一昨年もやった企…

インディペンデント系作品4本立て

9時からアニマックスで短編アニメ特集をやってました。「星空キセキ」「カクレンボ」「レター」「はなれ砦のヨナ」の四本立て。コミックス・ウェーブがプロデュースしたインディペンデント系作品を放送するってことのようですね。 「カクレンボ」は面白かっ…

「ネタにする」ことの功罪

例のイベントに行ってから、「ネタにすること」の善し悪しについて考えています。唐沢俊一に代表されるおたく第一世代は、変なものをネタにして、笑い飛ばしてきました。その笑いのパワーが、そしてエンターテイメントとしての楽しさが、おたく文化の形成に…

やな感じのイベント

おたくなイベントに行ってきました。濃ーいおたくの人がいて、美少女とかアイドルとか触手とか大好きなので、その濃さを笑うというイベントでした。この人のおたくっぷりは実に好ましいものがありましたね。「くりぃむレモン」のチラシをフルコンプしている…

Shakespeare’s Sister

*今日は筑波大学東京キャンパスで開かれた、シェイクスピアに関する講演会に行きましたよ。「MANGA・シェイクスピアに見る文化の移動と変容」というタイトルです。比較文学、英米文学の人たちが科研費を取って、というプロジェクトのようですね。*前半はイ…

男の子の「好き」パワー

奥さん! 今の「知っとこ!」見ましたこと! 「子どもの味方」コーナーはいつも私が大好きな幼児・幼女がふんだんに出てきて素晴らしいコーナーなんですが、今日のはちょっとすごかったんです。 今日の主人公は奈良在住の航大きゅん(8歳)。目がぱっちり二…

ゲドを読む。

「ゲドを読む。」をもらってきました。これはなかなかすごい内容ですね。中沢新一による小説版の解説、小説版ゲド戦記についての論考集、そして宮崎吾郎と河合隼雄の対談ですから。夏コミの原稿に向けて、ゲド戦記を再読しようと思っていたのですが、これは…

「韓国現代マンガ展」を見に行く

今日は研究会の一環として、川崎市民ミュージアムに「韓国現代マンガ展」を見に行きました。「らぶきょん」がヒットしているパク・ソヒ、「プルンギル」を書いたクォン・カヤが来るというではないですか。韓国の文化の「いま」を知りたいということもあって…

弱い者たちが夕暮れ、さらに弱いものを叩く

先週土曜日は研究会。最近立て続けに出版されているおたく関係の本についてみんなで語り合おうという、肩の力の抜けた会でした。なかでも話題になったのは、今あちこちで話題になっている、金田淳子さんの「マンガ同人誌―解釈共同体のポリティクス」文化の社…

ドラマトゥルギーは大切か?

「ながされて藍蘭島」のあとは「ギガンティック・フォーミュラ」を見ましたよ。「キディ・グレイド」「うたかた」と、不可解極まりない超展開作品を連発してかましてくれた、きむらひでふみと後藤圭二のコンビです。どういう超展開をかましてくれるかと期待…

一夫一婦制は大切?

「ながされて藍蘭島」を見ましたよ。女しかいない孤島に漂着した主人公の男の子が、いろんなタイプの女の子とうんぬんかんぬん、という作品なのですが、今回は鬼ごっこの話でしたね。日没までに主人公を捕まえた女の子が主人公と結婚できるというルールで、…

転載・「かしまし」と男の子の生きにくさ

●以前「再イオン化」で書いたものの転載です。 「かしまし」が気になっています。「電撃大王」連載中で、アニメも放送中の。 宇宙船にぶつかられた結果、遺伝子レベルから女の子になってしまった男の子・はずむの物語です。男の子だったときは、ガーデニング…

はてダを始めます

これまでココログを使っていろいろなことを書いてきましたが、おたくややおいについての分析や、イベントの記録などは、こちらに書いていきたいと思います。やっぱ評論やるならはてダでしょ、というミーハー根性です。 ぼちぼちやっていきますので、よろしく…