ワールドコン初日

 SF大会初日に行ってきました。ワールドコンでもあるので、外国人が多い多い。みんなおんなじような体格なのには興味を引かれましたね。木みたいなステーキを毎日食ってるんでしょうね。

 まず「ヤングキングのマンガ家さんと遊ぼう」に参加。一昨年もやった企画で、ヤングキングの作家にSF的なお題を出し、自由に描いてもらうというもの。今年の作家は大石まさる才谷ウメタロウ、門間剛の三人。小野寺浩二を楽しみにしていたのですが、この三人も手練れじゃあないですか。しかも描いた絵をじゃんけんでくれるっていうんですから。「横浜の女の子」「銀河鉄道の女の子」「懐かしい宇宙人」といったお題が出て、それぞれヒネリの効いた絵を見せてもらったのでした。
 私はこっそり大石まさるのサイン本をゲット。買ってない本の3巻でしたが。また才谷ウメタロウからサインを頂きました。買ってない本の6巻でしたが。それでも作家さんの生の絵があるって素晴らしいことです。

 次に「セクシュアル・ジャパン――SF/SM的想像力の行方」に参加しようと思ったのですが、大盛況で断念。外まで人があふれてるんですもの。そこで「時刊新聞」などを読みながら時間をつぶし、「村上春樹の子供たち」に参加しました。大森望小川隆が、村上春樹の流れを継ぐ「スリップストリームノベル」の作家たちを、英語で紹介するというものです。段々会場が寂しくなっていきましたが、英語圏の人に今の日本の文学潮流を示すことは出来たのかな、なんて思いましたね。そもそも私は全然小説を読んでいないので、なんとも言えないのですが。ただ外国人の参加者の反応を見ると、英訳の受容はかなりあるように思えましたね。なんたっておたく文化がどんどん輸出され、「クールジャパン」というご時世ですから。

 明日は「コミックマーケットとは何か」「アヴァンポップ」「やおいパネルディスカッション」「コミックマーケットSF大会」に参加する予定です。「やおいパネルディスカッション」は私の主戦場なので、気合いを入れていきますよ!